Japanese
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特集 ストーマをめぐる最近の話題
自然排便法の進歩—装具とスキンケアの変貌
Progress of natural evacuation from the colos-tomy:Renaissance in skin-care and pouch
進藤 勝久
1
Katsuhisa SHINDO
1
1近畿大学医学部第1外科
pp.1787-1794
発行日 1986年12月20日
Published Date 1986/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209593
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400名アンケート調査の結果,自然排便法はオストメイトの65%に行われており,排便処理回数は日に2回が多く,悪臭はないとした者が47%で,その他は脱臭剤などで防臭可能であつた.
自然排便ストーマの管理の要点は規則正しい排便とその処理,防臭,周囲皮膚保護の3点である.排便規則性は食物と運動に関係する.
自然排便法における装具にはスキンバリヤ付ワンピース型クローズド・パウチ(防臭フィルター付)が最も良い,また,将来のストーマパウチには体外直腸肛門機能としての貯留嚢を求めたい.
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