Japanese
English
臨床報告
胃悪性神経鞘腫の1例
A case of malignant schwannoma of stomach
大野 正博
1
,
渡部 公二
1
,
小池 忠康
1
,
檀上 泰
1
,
田中 信義
1
,
宮川 清彦
1
,
宮田 康邦
2
,
小玉 孝郎
3
Masahiro OHNO
1
1開成病院外科
2みやた胃腸科
3勤医協中央病院病理
pp.1455-1458
発行日 1986年9月20日
Published Date 1986/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209539
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
胃の神経性腫瘍は比較的稀な疾患とされ,臨床的にも術前診断が極めて困難で,多くは胃粘膜下腫瘍と診断され,術後の病理組織学的検索により判明することがほとんどである.
われわれは最近,術前生検により神経原性腫瘍を示唆され,術後の病理学的検査でその悪性と診断された1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.