Japanese
English
境界領域
遊離腹直筋皮弁による大きな頭皮・頭蓋欠損の被覆
Reconstruction of scalp and skull defect using a free rectus abdominis myocutaneous flap
宮本 義洋
1
,
児玉 安紀
2
,
高橋 博之
3
,
岡野 伸二
3
,
矢村 宗久
3
,
栗栖 薫
2
Yoshihiro MIYAMOTO
1
1広島大学医学部整形外科
2国立呉病院脳神経外科
3広島大学医学部皮膚科
pp.1177-1181
発行日 1986年7月20日
Published Date 1986/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209492
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はじめに
これまで頭部の被覆について種々の方法が報告されてきている.しかし,その再建は極めて難しく多くの手術回数を必要とした.近年,微小血管吻合による遊離皮弁移植が可能となり,やつと再建可能症例の拡大と一期再建に道が開けたといえる.
この論文では遊離腹直筋皮弁で一期再建に成功した4症例の報告をし,その長所と欠点について討論する.
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