特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅳ.併存疾患をもつ外科患者の薬物療法
10.術後感染症
敗血症
藤本 幹夫
1
1大阪市立大学医学部第2外科
pp.889
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209429
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□基本事項
1)術後敗血症は手術それ自体が誘因となる場合と手術に付随する術前・術後の管理上の医療行為に関連して発症する場合がある.
2)抗生剤の発達,普及によつて大腸菌,肺炎桿菌,緑膿菌,エンテロバクターなどグラム陰性桿菌や真菌による敗血症が増加している(Litton,Feller,石山ら).
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