特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅳ.併存疾患をもつ外科患者の薬物療法
9.外科的感染症
結核
小山 明
1
1結核予防会結核研究所附属病院外科
pp.880-882
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209425
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近年,結核は減少したが,なお多数の患者がおり,また一度感染すると発病の危険は長期間存続し,年齢の高齢化や各種疾患に伴う免疫力の低下によつて発病,増悪をみることがある.ここでは外科患者の併存疾患としての肺結核の薬物療法について述べる.他臓器の結核に対する処方も同じと考えてよい.
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