特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅳ.併存疾患をもつ外科患者の薬物療法
8.血液疾患
貧血
高橋 隆一
1
1国立東京第二病院内科
pp.858-859
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209415
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□基本事項
1)内科医,麻酔科医と密接な連携を保ち,より安全な状態で手術に臨むことが重要で,そのためには貧血に対する治療および管理を内科医が行うことが望ましい.
2)術前の血色素値は,原則として10.0g/dlを維持するようにする.出血が持続している症例,術中多量の出血の可能性のある症例などの場合には12.0g/dl以上に維持するのが安全である.
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