特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅰ.術前・術後管理における薬物療法の実際
胆石症手術
柿田 章
1
,
佐治 裕
1
1北海道大学医学部第1外科
pp.704-705
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209344
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胆石症手術の薬物療法は,術前では胆石発作を抑制して胆嚢浮腫を改善し,もつとも良い状態で待機手術を行うための鎮痙剤,鎮痛剤があり,また,細菌感染の予防あるいは治療のため抗生物質が使用される.
また,術後には,胆汁うつ滞防止のため,利胆剤を用いることがあるが,その他は,特殊な場合を除き他の消化器手術と異なる点は少ない.
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