Japanese
English
臨床報告
食道胃接合部に発生した平滑筋腫の1例
A case of leiomyoma at the esophagogastric junction
大下 裕夫
1
,
田中 千凱
1
,
伊藤 隆夫
1
,
坂井 直司
1
,
加藤 元久
1
,
加地 秀樹
2
Hiroo OHSHITA
1
1岐阜市民病院外科
2岐阜市民病院中検病理
pp.117-120
発行日 1986年1月20日
Published Date 1986/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209240
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はじめに
食道の腫瘍性病変といえば,食道癌が最も頻度が高く,食道平滑筋腫は比較的まれな疾患である.その発生部位は中部・下部食道が大部分であり,食道胃接合部に発生したものは極めてまれである.今回われわれは,33歳の男性で嚥下障害と胸やけを主訴とした食道胃接合部に発生した平滑筋腫の手術例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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