Japanese
English
臨床報告
悪性線維性組織球腫の2例
Two cases of malignant fibrous histiocytoma
坂井 直司
1
,
田中 千凱
1
,
伊藤 隆夫
1
,
松村 幸次郎
1
,
竹腰 知治
1
,
大下 裕夫
1
,
野々村 修
1
,
加藤 元久
1
,
加地 秀樹
2
Naoji SAKAI
1
1岐阜市民病院外科
2岐阜市民病院病理検査部
pp.1127-1129
発行日 1985年8月20日
Published Date 1985/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209096
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はじめに
悪性軟部腫瘍は比較的まれな疾患である.その中で,悪性線維性組織球腫,Malignant fibrous histiocytoma(以下MFHと略)は,脂肪肉腫,Liposarcomaとともに頻度が高く,1964年にO'BrienとStout1)が独立した疾患として報告したのに始まり,広く認められるようになつた.最近,我々は病理組織学的にMFHと診断された2例を経験したので,若干の文献的考案を加えて報告する.
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