Japanese
English
臨床報告
食道と胆嚢の同時性重複癌の1例
A case of double cancer of esophagus and cholecyst
川崎 雄三
1
,
末永 豊邦
1
,
吉中 平次
1
,
田辺 元
1
,
馬場 政道
1
,
末永 博
1
,
門松 民夫
1
,
三谷 惟章
1
,
福元 俊孝
1
,
加治 佐隆
1
,
西 満正
1
,
田中 貞夫
2
Yuzo KAWASAKI
1
1鹿児島大学医学部第1外科
2鹿児島大学医学部第2病理
pp.1133-1138
発行日 1982年7月20日
Published Date 1982/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208087
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はじめに
近年,癌に対する診断技術の進歩および遠隔成績の向上に伴い,重複癌の報告が増加し,食道と他臓器の重複癌もそれほど稀なものではなくなつてきている.今回,著者らは食道癌の手術中に,偶然に胆嚢癌を発見し,しかも摘出可能であつた食道と胆嚢の同時性重複癌の1症例を経験したので文献的考察を加えて報告する.
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