Japanese
English
臨床報告
原発性十二指腸癌の2例
Two cases of primary carcinoma of the duodenum
真田 英次
1
,
成末 允勇
1
,
村松 友義
1
,
小林 敏幸
1
,
高橋 侃
1
,
小笠原 長康
1
,
坂本 昌士
1
Eiji SANADA
1
1福山市市民病院外科
pp.143-148
発行日 1985年1月20日
Published Date 1985/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208925
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はじめに
原発性十二指腸癌(以下本症)は,比較的稀な疾患であるが,近年上部消化管X線検査のルーチン化および内視鏡の進歩などによつて,その報告例は増加する傾向にある.今回われわれは,2例の十二指腸乳頭上部癌(1例は空置した十二指腸断端に発生)に膵頭十二指腸切除を行い,うち1例には肝動脈の血行再建術も付加したので,報告する.
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