Japanese
English
臨床報告
原発性十二指腸球部癌の1例
A case of primary carcinoma of duodenal bulb
田中 裕
1
,
白鳥 隆
1
,
甲斐 達朗
1
,
下地 英機
1
,
小川 賢治
2
,
森 一郎
3
Hiroshi TANAKA
1
1国立東静病院外科
2国立東静病院内科
3東海大学医学部病理
pp.1445-1449
発行日 1985年10月20日
Published Date 1985/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209162
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はじめに
原発性十二指腸癌は特有な症状が欠如するために,早期発見されることが少なく,予後不良とされていた.しかし最近は胃十二指腸検診の普及や診断技術の進歩により,早期発見され根治する症例が増加して来ている.今回我々は原発性十二指腸球部癌の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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