鼎談
炎症性腸疾患の治療方針—内科から外科へ,外科から内科へ
酒井 義浩
1
,
小山 真
2
,
土屋 周二
3
1東邦大学大橋病院消化器診断部
2新潟大学医学部第1外科
3横浜市立大学医学第2外科
pp.1725-1734
発行日 1984年12月20日
Published Date 1984/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208885
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潰瘍性大腸炎やクローン病に代表される炎症性腸疾患の治療方針は,それぞれ長い経過を辿る難治性の疾患であるがゆえに治療の現場では,内科と外科でまだまだcontroversyの多いところだといわれる.今回の鼎談では各ご専門の先生にどういう治療法の選択が患者さんにとつてbestなのか,という観点から,どんな時,手術にふみきるか,そしてその術式は,また最近の薬物療法の成績は,など内科,外科の境界をこえてお話し合いいただいた.
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