Japanese
English
臨床報告
肝切除および肝動脈塞栓術を行つた直腸平滑筋肉腫肝転移の1例—自験,転移性肝肉腫16例の検討
A case report of leiomyosarcoma of the rectum with left hepatic lobectomy and right hepatic arterial embolization for liver metastasis
新井 稔明
1
,
鈴木 茂
1
,
山下 由起子
1
,
斉藤 早苗
1
,
喜多村 陽一
1
,
長谷川 利弘
1
,
磯部 義憲
1
,
高崎 健
1
,
鈴木 博孝
1
,
小林 誠一郎
1
,
別宮 啓之
2
Toshiaki ARAI
1
1東京女子医科大学消化器病センター外科
2別宮外科胃腸科医院
pp.1337-1341
発行日 1984年9月20日
Published Date 1984/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208819
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はじめに
消化管に発生する肉腫は癌腫にくらべまれであるが,近年診断技術の進歩により多くの症例が報告されるようになつた1,2).
本症の転移は肝に多いことが特徴であり2,3),予後不良なことから転移性肝肉腫に対しての手術的治療は従来敬遠されがちであつた.
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