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文献抄録
肝切除150例の経験
Experience with 150 liver resections
森 俊治
1
1慶応大学医学部外科
pp.1463
発行日 1983年10月20日
Published Date 1983/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208455
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1964年10月から1982年3月までの17年間にStarzlらの肝移植グループがコロラド大学とピッツバーグ大学でおこなつた150例の肝切除の成績を報告している.
対象は,年齢が11カ月から77歳まで及びこのうち14例は16歳以下である.男女比は,悪性腫瘍に関しては同等であるが,腺腫とfocal nodular hyperplasiaに関しては女性が多い.肝切除例は年々増加し,その内訳は原発性肝癌43例,転移性肝癌43例,良性疾患64例である.腺腫の1例は肝切除後1年で残存肝再発のため肝移植を受けた.
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