Japanese
English
臨床研究
小児期における重度鈍性胸部外傷例について
Major blunt thoracic trauma in children
中江 純夫
1,2
,
松田 博青
1,3
Sumio NAKAE
1,2
,
Hiroharu MATSUDA
1,3
1杏林大学救命救急センター
2杏林大学胸部外科
3杏林大学第1外科
pp.255-258
発行日 1983年2月20日
Published Date 1983/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208246
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はじめに
小児期において,胸部外傷の発生頻度は一般に少ないと考えられているが,胸部外傷は小児外傷患者の死因として重要な位置を占めている.小児の胸部損傷は成人とは異なる病態を示すことが多く,診断と治療の上で種々の問題点を提起する.本稿では,われわれが経験した小児の鈍性胸部外傷症例に関し検討し,また種々の問題点を述べる.
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