Japanese
English
臨床研究
肝転移を伴う胃癌症例の検討
Studies on gastric cancer with liver metastasis
林 正泰
1
,
吉沢 順一
1
,
平井 隆二
1
,
和田 豊治
1
,
高嶋 成光
1
,
松浦 久明
1
,
得能 輝男
1
Masayasu HAYASHI
1
1国立病院四国がんセンター外科
pp.1269-1273
発行日 1982年8月20日
Published Date 1982/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208104
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はじめに
胃癌の早期発見が著しく向上したにもかかわらず,なお未だ残念ながらそれに洩れた進行胃癌もしばしば見られるようである.肝転移を伴う胃癌症例についても過去種々報告されているが,手術時治癒切除は不可能と判断された場合にも,全身状態や局所所見より主病巣を除去しようとする試みは必要だと考えられる.今回当外科において1971〜1981年までの10年間に経験した胃癌症例の中で肝転移を伴う胃癌症例135例について検討したので報告する.
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