Spot
生存率をめぐる問題点—取扱い方,計算法,検定法
中島 聰總
1
1癌研究会附属病院外科
pp.237-243
発行日 1981年2月20日
Published Date 1981/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207611
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
生存率を指標とした治療効果の判定はごく日常的な研究手段であるが,二つ以上の治療方法の優劣を生存率から判定しようとする場合には患者の背景要因,censored caseの取扱い方,除外症例の取扱い方,および有意差検定の方法など,かなりの問題点がある.ここでは生存率による効果判定をめぐる問題点について概略を述べ,ご参考に供したい.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.