附録・写真でみる看護技術・25
小児看護法(上)—病室に於ける小児の取扱い方
竹林 るめ
1
,
花田 みどり
1
1日赤中央病院
pp.77-100
発行日 1956年1月15日
Published Date 1956/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910045
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小児の疾患は大人のそれと異なり,発育に伴い或いは先天的に,独得の疾患があるが,その取扱い方,看護法の基礎となるものは,一定である。当院に於いては14歳以下の小児は小児病棟に入院することになつて居るのでその日課を追つて写真で説明することにする。小児病棟勤務の看護婦は,大人と違つて適切な訴えをすることの出来ない病児に対して,常に,観察を細かにして,その心理的,身体的欲求を見逃さない様に,しかも常に愛情をもつて接しなくてはならない。
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