特集 胃癌のAdjuvant Chemotherapy
座談会
胃癌の術後化学療法—私はこうしている
中島 聰總
1
,
新本 稔
2
,
粟根 康行
3
,
近藤 達平
4
1癌研究会附属病院外科
2広島大学原医研外科
3都立駒込病院外科
4名古屋大学医学部第2外科
pp.220-229
発行日 1981年2月20日
Published Date 1981/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207608
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近藤(司会) 今日はお忙しいところお集まりいただきまして,まことにありがとうございました.今日の座談会のテーマですが,「胃癌の術後化学療法—私はこうしている」ということで,日ごろ先生方が実際にやつておられる術後の化学療法につきまして,practicalな面から話し合つていただこうというわけで,お集まり願つたわけでございます.
今日のテーマは術後化学療法でございますが,最近,癌の集学的治療ということが盛んにいわれまして,これはいろいろな手段を駆使して相互に補い合いながら効果を上げるというのがこの趣旨でありましようが,そのはしりがこの胃癌のadjuvant chemotherapyではないかと思うんです.
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