Japanese
English
臨床報告
同一家系にみられた散在性大腸ポリポージスの2例
Two cases of scattered polyposis of the colon which appeared in the same family
井上 勝六
1
,
宮川 勝馬
1
Shoroku INOUE
1
,
Katsuma MIYAGAWA
1
1宮川外科櫛形病院
pp.1589-1592
発行日 1977年12月20日
Published Date 1977/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206867
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はじめに
家族性大腸ポリポージスは,比較的まれな疾患であるが,その癌化率の高いこと,濃厚な遺伝的素因を持っていることから特異な疾患として注目され,最近その報告例が増加している.ふつう家族性大腸ポリポージスのポリープは,大腸のほとんどにびまん性に発生するが,われわれはポリープが散在性にみられた同一家系内の2例を経験したので報告する.
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