カラーグラフ 消化管内視鏡シリーズ・24
大腸ポリポージス
宇都宮 譲二
1
1東京医科歯科大学医学部第2外科
pp.810-811
発行日 1977年7月20日
Published Date 1977/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206763
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大腸ポリポージスはMorsonに従うと次のように大別される.
○腫瘍性:大腸腺腫症(家族性大腸ポリポージス,Gardner症候群,Turcot症候群)
○過誤腫性:Peutz-Jeghers症候群,若年性ポリポージス,
○炎症性:炎症性ポリポージス(潰瘍性大腸炎,Crohn病,結核,住血吸虫症によるもの).良性リンパ性ポリポージス
○その他:化生性(過形成性)ポリポージス,Cronkheit—Canada症候群,腸管嚢腫様気腫,など
このうち私どもの経験したものについて,主に直腸鏡写真像を紹介する.
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