Japanese
English
臨床研究
胆嚢良性腫瘍性病変の臨床病理学的検討と癌化の問題
Clinical and pathological studies on the benign tumors of the gallbladder
岡島 邦雄
1
,
木林 速雄
1
Kunio OKAJIMA
1
,
Hayao KIBAYASHI
1
1岡山大学医学部第1外科
pp.1577-1582
発行日 1977年12月20日
Published Date 1977/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206865
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はじめに
胆嚢に発生する腫瘍性病変のうち,癌腫についての報告は多いが良性腫瘍は比較的まれとされ,摘除胆嚢の1%前後と報告されている1).
私たちは最近2年間の摘除胆嚢症例中,良性腫瘍性病変13例を経験したので癌化の問題も含め臨床病理学的検討を加え,さらに本邦の胆嚢腺腫102例についても若干の検討を加えた.
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