カラーグラフ 診療に役立つ肉眼像と組織像の理解―マクロからミクロ像を読む・2
胃:良性疾患―非腫瘍性病変
星野 美奈
1,2
,
小野 祐子
1
,
平石 秀幸
2
,
藤盛 孝博
1
Mina HOSHINO
1,2
1獨協医科大学病理学(人体分子)
2獨協医科大学消化器内科学
pp.141-146
発行日 2006年2月20日
Published Date 2006/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100346
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胃の良性疾患として,形成異常,急性胃粘膜病変(acute gastric mucosal lesion)および胃炎(急性・慢性),胃潰瘍,特異性炎症(結核・サルコイドーシスなど),良性腫瘍(上皮性・非上皮性),腫瘍類似病変(過形成性ポリープや反応性濾胞過形成など)が挙げられる.
本稿では非腫瘍性疾患について,また61巻4号に掲載予定の回では腫瘍性疾患と腫瘍類似病変について概説し,典型的な肉眼像と組織像を提示する.
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