増刊号 病態別 腹部エコーの観察・記録・報告書作成マスター
Ⅱ 主要疾患別の撮り方および報告書記載
膵疾患
膵嚢胞性病変
川端 聡
1
1一般財団法人住友病院診療技術部超音波技術科
pp.1026-1037
発行日 2021年9月15日
Published Date 2021/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208492
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主な病態と参考となるガイドライン
代表疾患
①漿液性腫瘍(serous neoplasm:SN)
②粘液性嚢胞腫瘍(mucinous cystic neoplasm:MCN)
③膵管内乳頭粘液性腫瘍(intraductal papillary mucinous neoplasm:IPMN)
*本稿では,特に他の嚢胞性腫瘤との鑑別を要する分枝型IPMN(branch duct-IPMN:BD-IPMN)について述べる.
④膵仮性嚢胞(pancreatic pseudocyst:PPC)および被包化壊死(walled-off necrosis:WON)
参考となるガイドライン・関連資料
●日本膵臓学会(編):膵癌取扱い規約 第7版増補版.金原出版,2020
●国際膵臓学会ワーキンググループ:IPMN/MCN国際診療ガイドライン2012年版.医学書院,2012
●国際膵臓学会ワーキンググループ:IPMN国際診療ガイドライン2017年版.医学書院,2018
●急性膵炎診療ガイドライン2015改訂出版委員会,日本腹部救急医学会,厚生労働科学研究費補助金難治性膵疾患に関する調査研究班,他(編):急性膵炎診療ガイドライン2015 第4版.金原出版,2015
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