Japanese
English
臨床報告
Buerger病による広汎な腸管の硬塞,壊死の1例
Ischemic and necrotic lesions of the small and large intestine resulting from Buerger's disease
瀬藤 晃一
1
,
西尾 幸男
1
,
荘司 康嗣
1
,
芦田 卓也
1
,
野村 秀明
1
,
中村 守
1
,
井上 和則
1
,
田中 龍彦
1
,
柏木 秀夫
1
,
藤田 茂夫
1
Koh-ichi SETOH
1
1神戸労災病院外科
pp.555-560
発行日 1985年4月20日
Published Date 1985/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208994
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
われわれは最近,Buerger病(以下TAOと略す)にて両下肢切断術後の経過を観察中に,腹腔の主要動脈分枝および臓器内血管のTAO病変のために,広汎な腸管の硬塞,壊死をきたして大量の腸切除を余儀なくされ,更に術後他部消化管の穿孔をきたして56日目に死亡,剖検を施行しえた症例を経験したので報告する.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.