カラーグラフ 消化管内視鏡シリーズ・13
胃陥凹性病変の良・悪性の鑑別—その1
相馬 智
1
1杏林大学医学部外科
pp.986-987
発行日 1976年8月20日
Published Date 1976/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206558
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良性潰瘍は,胃疾患のうちで最も多くみられる疾患であり,また悪性の潰瘍は早期癌のうちでも潰瘍型としてその2/3を占める.陥凹型早期胃癌と良性潰瘍との鑑別について,内視鏡学的立場から3回にわたり述べる.
まずⅡc,Ⅱc+Ⅲの肉眼像の特徴を復習してみよう.①はその典型的の肉眼像を②はそのシェーマを示す.特徴を箇条書きしてみる.
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