Japanese
English
薬剤
腹部外科における術前処置の検討—特に34%クエン酸マグネシウムの使用について
Study of the preoperative managment of abdominal surgery;mainly concerned with the use of 34%magnesium citrate.
林 輝義
1
,
鮫島 恭彦
1
,
脇 慎治
1
,
武藤 良弘
1
,
石垣 実弘
1
,
内村 正幸
1
,
室久 敏三郎
1
Teruyoshi LIN
1
1浜松医療センター外科
pp.965-968
発行日 1976年7月20日
Published Date 1976/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206557
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はじめに
腹部外科手術後の管理は,術前の腸管清掃の程度に大きく左右されることは周知のことである.術前腸管糞便の清掃が不十分の為に,術後に糞石による閉塞や腹部膨満,その結果縫合不全を誘発するに至ることもある.
近年注腸二重造影法の手技が改善され,広く普及されつつある.特にその中でBrown法による前処置の効果がすぐれて大きいことがX線による二重造影像のみでなく,内視鏡の前処置としても効果のあることが証明されている.
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