Japanese
English
臨床報告
カンジダ性腹膜炎の1治験例
A case report of Candida peritonitis
高浪 巌
1
,
大西 英胤
1
,
宇都宮 利善
1
,
深井 志摩夫
1
,
呂 俊彦
1
,
植村 剛
1
Iwao TAKANAMI
1
1国立大蔵病院外科
pp.949-952
発行日 1976年7月20日
Published Date 1976/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206554
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はじめに
真菌類は自然界に広く存在しているが,病原性を示すものは比較的少ない.人体における内臓真菌症が注目されだしたのは比較的最近であり,その原因として抗生物質,抗癌剤,免疫抑制剤,副腎皮質ホルモン剤の長期投与などがあげられる.私達は十二指腸潰瘍の手術後に発生したカンジダ性腹膜炎を経験したのでその経過を報告するとともに若干の文献的考察を試みる.
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