Japanese
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手術の周辺
持続陽圧呼吸PEEPおよび間歇強制換気IMVによる呼吸管理
Method of respiratory management under positive end-expiratory pressure and intermittent mandatory ventilation
後藤 幸生
1
,
宮野 英範
1
,
永田 真敏
1
Yukio GOTO
1
1名古屋市立大学医学部麻酔科
pp.489-497
発行日 1975年4月20日
Published Date 1975/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206230
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はじめに
急性呼吸不全の患者に対してレスピレーターによる機械的人工呼吸法は,日常広く行なわれている.しかしながら,ごく短時日の間に患者の呼吸状態が回復した場合はよいが,一旦長期化するとかえつて呼吸器系のみならず全身的な不治の障害すら残すようになり,その他いろいろの難かしい問題が生じてくる.
本稿では,これらのうち2つの問題点すなわち人工呼吸中のhypoxemiaとweaningの方法につき考察し,その対策としてわれわれの行なつている方法ならびに症例につき述べてみたい.
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