Japanese
English
臨床報告
小腸潰瘍症の検討
A clinical study of intestinal ulcer
古川 信
1
,
中川 正
2
,
西田 良夫
2
,
木南 義男
2
Makoto FURUKAWA
1
,
Tadashi NAKAGAWA
2
1金沢医科大学一般消化器外科
2金沢大学医学部第2外科
pp.1223-1226
発行日 1974年10月20日
Published Date 1974/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206132
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はじめに
消化管の中で,最大の長さをもつ小腸において,外科の対象となりうる局在性の病変を見ることはまれであり,われわれの教室症例においても,1966年より,1972年までの7年間において31例である.その間の教室における開腹総数は3,037例であり,その1%が小腸の局在性病変により手術されていることになる.
われわれは,この中に小腸に非特異性多発性小腸潰瘍を持つ3例を経験したので報告する.
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