特集 痔核と痔瘻の外科
座談会
痔核治療の再点検—手術療法を中心に
中村 智
1
,
隅越 幸男
2
,
小金沢 滋
3
,
三輪 徳定
4
,
牧野 永城
5
1東京医科大学第3外科
2社会保険中央病院肛門病センター
3佼成病院外科
4三輪病院
5聖路加病院外科
pp.908-922
発行日 1974年7月20日
Published Date 1974/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206078
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痔の手術は,虫垂炎,ヘルニアとならぶ最もpopularな外科手術とされています,しかし,肛門の解剖学上の問題も含めて,基本的な考え方や手技上の問題点も少なくなく,しかも大学病院等教育の場ではむしろ軽視される傾向にあります.ここでは,研修中の方方を中心とした若い外科医の方々,初心の方方のために,論争点も多いと思われる「痔核」をとり上げ,診断から手術,術後管理に至るプロセスをたどりつつ,その各々の基本的な問題点を話し合つていただきました.
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