Japanese
English
臨床研究
外傷性横隔膜ヘルニア—自験3症例と本邦報告例の統計的観察
Traumatic hernia of the dliaphragma:Report of 3 cases and clinical study of the cases reported in Japan
米山 桂八
1
,
横山 清七
2
,
木曾 一誠
2
,
杉浦 芳章
2
,
伊藤 康雄
2
,
深井 志摩夫
2
Keihachi YONEYAMA
1
1伊勢原協同病院外科
2慶応義塾大学医学部外科
pp.533-540
発行日 1974年4月20日
Published Date 1974/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206021
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はじめに
外傷性横隔膜ヘルニアは胸腹部の強圧,打撲あるいは刺創など介達,直達外力により発生する.本症に関する本邦報告例は交通事故,労働災害の頻発に伴い増加の傾向にあり,調査しえた範囲(1944〜1971)では自験例を加え195例を算える.著者らが最近経験した3症例について,受傷機転,損傷内容,経過,治療成績を報告すると共に,本邦報告例を集計し統計的,文献的考察を加えた.
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