Japanese
English
臨床研究
虫垂炎,とくにリンパ濾胞腫大型と腸間膜リンパ節症の関連について
Appendicitis, special reference to relationship of lymphoid hyperplasia and nonspecific mesenteric lymphadenitis
田中 忠良
1,2
,
下井 利重
1,2
,
木附 一人
3
,
浅野 宏
3
,
浅野 幾子
4
Tadayoshi TANAKA
1,2
1山口大学医学部第2外科
2吉田町立国保病院外科
3吉田町立国保病院内科
4吉田町立国保病院小児科
pp.1237-1242
発行日 1973年9月20日
Published Date 1973/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205877
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はじめに
虫垂炎の治療に関してはその方法が確立されているが,成因はまだ不明で,病理組織学的分類も一定していない.戸部ら1)が指摘しているように,虫垂炎には多くの問題点が残されているが,われわれは虫垂炎として手術した切除虫垂の病理組織学的検索によつて興味ある知見を得たので,特にリンパ濾胞増殖型と腸間膜リンパ節症との関連について考察を加えてみた.
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