Japanese
English
臨床研究
吻合病とBlind loop syndrome
Clinical study on complications of side to side anastomosis and blind loop syndrome
後藤 明彦
1
,
村瀬 恭一
1
,
林 淳治
1
,
鈴木 貞夫
1
,
安永 政輝
1
,
佐野 彰
1
,
岡部 一誠
1
Akihiko GOTO
1
1岐阜大学医学部第1外科
pp.1229-1235
発行日 1973年9月20日
Published Date 1973/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205876
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はじめに
消化管手術のさいに行なわれる側々吻合または端側吻合の術後に,消化管の短絡を形成したり,または盲端を生じ,その結果種々の術後障害をきたすことは古くから知られており,これらの状態を吻合病,Anastomosen Krankheitまたは盲嚢症候群,Blind loop syndromeなどの名称で呼んでいる.われわれの教室ではすでに渡辺1)が本症の5例について報告しているが,最近さらに6例を経験したので,これらの症例について検討を加えた.
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