Japanese
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論説
当教室における胆道系疾患の手術術式の検討
A study on surgical management of biliary tract disease in our clinic
細野 英之
1
,
岡林 義弘
1
,
伊藤 敬之
1
,
井ノ口 健也
1
,
久瀬 弘
1
,
中村 卓
1
Hideyuki HOSONO
1
1三重県立大学医学部第1外科学教室
pp.279-282
発行日 1973年2月20日
Published Date 1973/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205756
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はじめに
近年わが国に於ける胆道系の手術,とりわけ胆石症の手術成績は向上してきたが,反面術後愁訴および後遺症を残すものも稀ではない.われわれは教室における過去5年間の胆道系疾患の手術症例のうち,悪性腫瘍,先天性疾患を除く116例の胆石症および胆嚢炎の手術症例について検討し,教室において行なつている経十二指腸乳頭括約筋成形術1)2)3)(以下乳頭成形術と記載する)を中心に,その術式並びに術後愁訴につき報告する.
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