特集 胃癌根治手術の問題点
座談会
胃癌根治手術の問題点
陣内 伝之助
1
,
西 満正
2
,
羽生 富士夫
3
,
和田 達雄
4
Dennosuke JINNAI
1
,
Mitsumasa NISHI
2
,
Fujio HANIU
3
,
Tatuo WADA
4
1大阪大学医学部第2外科
2癌研究会付属病院外科
3東京女子医科大学消化器病センター外科
4横浜市立大学医学部第1外科
pp.1904-1927
発行日 1971年12月20日
Published Date 1971/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205503
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胃癌を全治に導くためには完璧を期した手術を必要とすることは言うまでもない.しかし,なお胃癌根治手術には幾つかの問題点がある.今回は4人のこの方面の専門家を招いて,早期胃癌のリンパ節廓清はどの程度にするのが適当か,噴門癌の手術の根治性を高めるにはどうすべきか,その際再建術式にはどの方法がよいか,肝転移がある場合どうするか,術後愁訴をへらすためにはどうするか,などについて,具体的,実際的にキメの細かいお話をしていただきました.
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