Japanese
English
症例
胃漿膜を中心とした好酸球性肉芽腫の1例
A case of gastric serosal granuloma with eosinophile infiltration
千葉 庸夫
1
,
大沢 一郎
1
,
小田嶋 栄作
1
,
石川 誠
1
,
後藤 勝也
1
,
森 照明
1
Tsuneo CHIBA
1
1八戸市立市民病院外科
pp.370-372
発行日 1971年2月20日
Published Date 1971/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205318
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はじめに
胃好酸球性肉芽腫は比較的まれな疾患であり,おもに胃粘膜下に好酸球浸潤を伴い,その中にアニサキス幼虫の虫体が発見されることがあり,最近では寄生虫による肉芽腫として報告されている.われわれは最近,漿膜を中心とした好酸球浸潤がみられ,付近の筋層にアニサキス幼虫の虫体を確認した1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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