Japanese
English
症例
全麻時S.M.の腹腔内使用による無呼吸症例
Cases of apnes following intraperitoneal use of Streptomycin during general anesthesia
藤浪 武
1
,
梶山 唯嘉
1
,
片山 義民
1
Takeshi FUJINAMI
1
1広島県比婆郡西城病院外科
pp.1726-1728
発行日 1969年12月20日
Published Date 1969/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205006
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腹部手術にさいし,腹腔内に抗生物質を使用することは日常しばしば行われているが,1956年Pridgen1)によりNeomycinの腹腔内使用による無呼吸症例が報告されて以来外国にてはこれに伴う副作用の一つとしての無呼吸が注目されるようになり,多数の報告が見られるようになつたが,わが国においては未だ岩月,清野等2)による.S.M.腹腔内使用による無呼吸症例が発表されているにすぎない.われわれも現在までにS.M.腹腔内使用により生じたと思われる無呼吸症例2例を経験したので報告する.
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