Japanese
English
特集 癌外科の進歩—現状と将来
食道癌
Carcinoma of the esophagus
鍋谷 欣市
1
Kinichi NABEYA
1
1千葉大学医学部第2外科
pp.1881-1884
発行日 1968年12月20日
Published Date 1968/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204748
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はじめに
食道癌の外科は,手術侵襲が大きく死亡率がきわめて高かつたこと,またそれ以前の問題として早期発見が困難でほとんどすべてが進行癌であること,したがつてたとえ手術しても術後遠隔成績がきわめて不良であることなどから,もつとも進歩のおくれた癌外科の分野の一つであった,しかし最近は,幾多先人の努力によつて手術成績は著しく向上し,遠隔成績も次第に希望をもてるようになつて来た.
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