Japanese
English
特集 胆石症手術の問題点
胆石症手術の問題点
The problems of the operation of gallstone
秋田 八年
1
Hachinen AKITA
1
1鹿児島大学医学部第二外科教室
pp.619-624
発行日 1967年5月20日
Published Date 1967/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204297
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
先達の努力にもかかわらず,胆石の成因論議は,いまだ完結していない.したがつて,その根本的な予防ならびに薬物療法,特に胆石溶解療法などは攻究の途上にあるといえる.現時点では,胆石治療の主体性は,なお外科医の手に委ねられていると自負してよいであろう.しかし,多科療法の成績にも必ずしも慢心を許さないものがあることも認めないわけにはいかない.以下,この特集のほかの記述との重複をなるべく避けつつ,思いつくままに問題を設案し,それに著者なりの解答を一応準備する型で論著を進めていきたい.
Copyright © 1967, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.