Japanese
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特集 臨床検査後の偶発症
膀胱生検後の偶発症
Complications following bladder biopsy
東福寺 英之
1
Hideyuki TOFUKUJI
1
1慶応義塾大学医学部泌尿器科
pp.197-200
発行日 1967年2月20日
Published Date 1967/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204229
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膀胱生検が行なわれる疾患
膀胱生検が行なわれる主な疾患はいうまでもなく腫瘍であり,特に悪性度,浸潤度の決定に必要である.また,これらの鑑別の対象となる疾患として,前癌状態,炎症性産物があげられる.
膀胱腫瘍のうちもつとも頻発するのは移行上皮原発の乳頭腫または乳頭状癌である.また尿膜管前立腺,直腸,子宮,時として精嚢腺より発生し浸潤性に膀胱に至る腺癌を認めることがある.また,まれではあるが膀胱原発の肉腫を見ることがある.
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