Japanese
English
特集 小児疾患の早期診断と手術適応
新生児ソケイヘルニアの診断と治療
The diagnosis and treatment of inguinal hernia in newborn
石田 正統
1
,
斎藤 純夫
1
,
角田 昭夫
1
,
佐藤 富良
1
,
堀 隆
1
,
土田 嘉昭
1
,
沢口 重徳
2
,
中條 俊夫
2
,
塙 正男
2
Masanobu ISHIDA
1
1東京大学医学部第2外科
2国立小児病院外科
pp.1531-1536
発行日 1966年11月20日
Published Date 1966/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204144
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いとぐち
近年小児外科の進歩により,従来の手術適応の基準が少しく変つてきたように思われる.小児ソケイヘルニアの外科的治療もその1つである1).
従来この手術は俗に"Appe,Herniaのたぐい"といわれて外科医の初歩課程として取扱われてきた.すなわち,19世紀の終りから20世紀初頭にかけていろいろな創意工夫がなされ,そのEtio-logyと共に充分検討し尽くされた問題であり,もはや一般外科の初歩課程と見なされているのである.
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