グラフ
胃冷凍療法
川俣 建二
1
,
立川 勲
1
,
渡部 洋三
1
,
山崎 忠光
1
1順天堂大学第1外科
pp.1682-1686
発行日 1965年12月20日
Published Date 1965/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203838
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最近,十二指腸潰瘍に対する胃冷凍法が行なわれているが,その効果の判定については,まだ結論を出すまでにいたつていない.
胃冷凍療法は,米国ミネソタ大学のWangensteen博士が1962年に始めて試みたものである.胃壁に接した胃型バルーン内を−15℃前後の冷凍液で灌流することにより,胃の分泌能を低下させ,潰瘍を治癒に導くというのが,本法の原理である.
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