外来の治療 実地医家のための外来治療・6
開放性損傷の治療(2)
安冨 徹
1
1国立京都病院外科
pp.1558-1561
発行日 1965年11月20日
Published Date 1965/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203813
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Ⅴ.縫合法の実際
創の縫合はあくまで無菌的に行なわねばならないから,術者は原則どおり「手洗い」をして操作を行なうべきである.しかし1〜2針の縫合ですむような小さい創を,いそがしい外来診療時間中に処置するのに,いちいち「手洗い」をするのも面倒である.そこで,はじめに2,3の簡便法を紹介しておこう.
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