実地医家の診療シリーズ・4
下腹部腫瘍
長洲 光太郎
1
1関東逓信病院外科
pp.504-507
発行日 1965年4月20日
Published Date 1965/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203582
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A.廻盲部腫瘤
自発痛,熱発,白血球増多,核像左方推移などの急性炎症症状を伴なつて,局所に圧痛のある腫瘤をふれれば,そのほとんどすべてが虫垂炎起原の炎症な腹瘤である.この点については次の2点を特に強調するにとどめよう.
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