医学書院/出版だより
「新しい外科管理」
榊原 仟
1
1東京女子医科大学
pp.887
発行日 1964年7月20日
Published Date 1964/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203370
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手術といえば,かつて電光石火の早技を要求され,熟練ということが患者の予後に重大な関係をもつていた.
しかし術前・術中・術後の管理が長足の進歩をとげたため,術者は,手術の目的を理解し,その目的に最も適するように切開し,縫合するという技術を繰返せばよいという状況になり,術者の熟練があまり患者の予後を左右するということがなくなつた.
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