Japanese
English
論説
腸癌によるイレウスについて
Statistical obstruction caused by cancer of the intestine
斉藤 淏
1
,
大矢 裕庸
1
,
河上 純
1
,
蟹江 弘之
1
,
駒崎 富士男
1
1日本医科大学斉藤外科教室
pp.619-634
発行日 1963年5月20日
Published Date 1963/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203077
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緒言
長期にわたつて本邦のイレウスの動態を詳細に観察してきたわれわれの教室の莫大な集計結果からも明らかなように最近のイレウス治療の成績は著しく進歩した,しかしここにとりあげた腸癌によるイレウスの治療成績は最近に至つてもなお思わしくない.
なおまた合併症であるイレウスの解決に止まらず癌に対する根本的治療にまで考慮するときまだ今後に残されている問題は多いと思われる.
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