Japanese
English
綜説
最近4ヵ年間の本院外科手術時に於ける麻醉法の統計的観察
Statistical Observation for Anesthesia on the Surgical Operation Experienced in our Clinic During the Last Four Years
黑田 秀夫
1
,
牧 安孝
1
,
松本 浩生
1
,
田中 庸介
1
Hideo KURODA
1
1米子博愛病院外科
1Department of surgery, Hakuai hosrital
pp.75-81
発行日 1957年2月20日
Published Date 1957/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201930
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緒言
最近の麻酔学は,文字通り日進月歩の発展をとげ,その理論は次第に複雑となり,またその術式も多岐を極めて,応接に暇がないと言う現状である.
殊に米国に於ける閉鎖循環式麻酔法の完成と,フランスに於ける薬物冬眠理論の確立に依つて,外科手術上の多くの困難が克服されてから,手術侵襲の許容範囲が著しく拡大されて,外科学一般の進歩が促されて居る.
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