Japanese
English
薬剤
アドレゾン(静注用)の止血効果に関する臨床的研究—結核肺手術時の臨床応用と出血傾向
Clinical Study on the hemostatic Effects of Adrezon by intravenous Injection
滝原 哲一
1
,
山下 彥王
1
,
米本 仁
1
,
長崎 彬
1
,
森木 精一
1
Tetsuichi TAKIHARA
1
1徳島大学医学部高橋外科教室
1Departement of second Surgery, Medical School, Tokushima University
pp.379-384
発行日 1959年4月20日
Published Date 1959/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202371
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まえがき
結核肺手術時における出血の節減対策は,その予後,成績との関連特に術後胸腔内血腫形成の面から,又肺結核患者に発生する各種の原因による出血傾向の面からも亦多くの関心が寄せられている.先にAdrezon(静注用),(以下A液と略す)が,肺結核患者の出血傾向に対し効果のある事を述べたが,今回は結核肺手術時に臨床的に応用した成績に就いて報告する.
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